蒔絵師

昨日は、滋賀県の彦根市にお住いの蒔絵師さんのお宅に遊びに行って来ました。
前回は奥様が書家さんで、作品を数点見せて頂いて素敵だな~と思い帰って来たのですが、今回はご主人が手掛けている作品を見せて頂き蒔絵について少しお話を伺いました。
蒔絵とは日本独自の工芸技術で漆(うるし)の上に金を蒔いて絵を描く技法らしく、金は最初から光っている訳ではないそうです。
最初はきなこの様に見えるらしく木炭で磨く事によって輝きを得るとお聞きして驚きました。
「木炭で磨く?ってこんなに細かい絵の部分を磨ける木炭って特殊なのですか?」とお聞きしてみました(ご飯を炊く時に入れたり、バーベキューの際に使用する木炭しか知らないので・・・)
専用の木炭があるらしく、とても高価な物らしいです。勿論技術が一番必要な事は間違いないのですが(沢山の要素をお聞きしたのですが、覚えきれませんでした・・。)
何層にも重ねる事で、龍の鱗などを描くそうです。
見せて頂いた作品は作り始めて三か月経っているそうですが、後1か月はかかると聞いて驚きました。
素晴らしい作品を作る為には、やはり手間をかける事をおしまない事なんだな~と、納得して帰って来ました。
ご自宅に飾ってあった、とても可愛いまりの入れ物がありました。とても優しい色遣いで藤色って?これも漆ですか?と聞くと
漆と言うと朱・黒を連想されると思いますが、沢山の色があるのですよ~と教えて頂きました。
いつかあの毬の漆器の横に置いて、しっくりくる近江の織を作れたら幸せだな~と夢は膨らむばかりです・・。

fabric mart  栗栖 陽子

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