2009.11.06 オリジナルリネン生地のupについてのお知らせ

皆さんから、お問い合わせ頂いていた近江の織りのリネン生地についてですが
何度か、自分自身で撮影をしましたがリネンの100番手という精緻な織りの世界を写真で表現する事がとても難しく悩んでおりました。
今回の生地は、販売すると言うのでは無く、織元さんからお預かりしているといった気持ちです。

栗皮色の生地については、以前のvoiceでふれていますが、トップアパレルさんベースの発注量(小量の発注では非常に高くなってしまう為)での価格にして頂いております。
リネンストール生地について、詳しくお話はしておりませんでしたが、当初百貨店で販売されている60番手のリネンで織られたリネンストール
生地を見せて頂き、是非このストールをオリジナルカラーで皆さんにふれて頂きたいとお願いをしました。
デパートでの販売価格は2万円程度とのことで、フリンジ等皆さんに自分で作って頂きますので生地として販売したいとお願い致しました。
voiceを読んで下さっている方は、ご存じだと思いますが本来リネンとは茎なので水通しをしただけで柔らかくなるものでは無いのだと言う事
通常の生地の切売屋さんで売られているリネン糸は、落ち綿というリネン糸を作る際に出来る綿から作られる、いうなれば副産物的な糸だという事を教えて頂きました。綿ですから、勿論生地を触った際に柔らかく感じると言ったお話でした。
本当のリネンという物は、時と共に変化していく風合いを楽しむ物なのだという事を教えて頂きました。
今回の企画の物は、コート生地・ストール生地共に、フランス産とベルギー産の良質のフラックスを使いトップクラスの紡績技術を持つ中国の紡績会社のリネン糸を使って頂いております。
このあたりの説明は長くなりますので、voiceを読んで頂けると幸いです。と言った通常では触る事ない、そしてシャトル織りと非常に手織りに近い織り(機械でありながら織られていく音はとても心地の良い音です)での織りとなっております。

何故、そこまでこだわった織りにされたかというと、色々書ききれない程のリネンの世界を教えて頂きましたが、実際に本物をさわった事がない私には今までさわってきた物がリネンであり、違いを見極める目が無いとお伝えしました。
トップアパレルさんが使うリネン生地は販売される段階では、とても手の届く金額では無く時間と共に感じる風合いと言われても、着た事が無いので分からないと、生地屋さんとしてはどうなんだ?とお恥ずかしいお話ですがお伝えしました。

では、本当の近江の織りでリネンの世界をと通常では販売される事の無い、100番手のリネンでストールを織って下さいました。
これからもしっかりと勉強をして、アイリッシュリネンだから、ベルギーリネンだからでは無く、本物を見極める事が出来る生地屋さんになりなさい。と沢山の事を教えて下さいましたし、これからも学びたいと思っています。

生地について詳しい方もいらっしゃると思いますが、私の様にただ生地が好きなだけという方も沢山いらっしゃると思います。
私という媒体を通して、いろいろな織りの世界を感じて頂ければと思っております。
そんな織元さんの思いと、とても楽しみにupしたらメール下さいね。との思いに答える表現が出来ない自分がとても情けなく思いましたが
主人に相談すると、あれもこれも出来る訳では無いのだから、少しづつ進めばいいんじゃないの?今回はプロの方にお願いしてはどう?と提案してもらいました。
中々この方に!と思えず色々探してみると、この人に撮って欲しい!と思う方のHPを見つける事が出来ました。
空間と物の何とも言えない世界に、この方にお願いしたい!と強く思いました。
相手にしてもらえるだろうかと思いながらも、織元さんの思い・お客様の思いを伝え、HPも見て欲しいとメールすると、協力して下さるとのお返事を頂きました。

撮影が詰まっている様で、明後日日曜日なら打ち合わせの時間を空けて頂ける事になりました。
メールでのやり取りですが、私の思いや表現したいイメージ等丁寧に聞いて下さりアドバイス等もして下さいました。
そういった事で、upが大変遅くなっており申し訳ございません。
皆さんの温かい思いが色々なところで見えない力となっている事に感謝しております。
素敵な表現が出来ます様に・・・。


fabric mart  栗栖 陽子

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